Monday, April 30, 2007

空を見上げて考えた

天気のいい週末。朝ごはんを食べながら、こんな空を見上げて、日本はゴールデンウィークだと気がついた。イイナ。

こっちは、みんな結構休むけど、祝日は日本よりも少ないと思う。
日本の社会と違って、国民全体が休みじゃないと休めない雰囲気が流れているわけではないから別にかまわないんだろうけど。

こんな天気の日にダラダラしていても仕方ないので、今日は Oakland Athletics のデーゲームを見にオークランドへ行くことに。

BART という電車で20分ぐらいの McAfee Coliseum へ。
ここ East bay の Oakland は、San Francisco 近辺でピカイチの治安の良いところ。
West Oakland なんかは車や電車から見ていてもヒトも歩いておらず、店もほとんど無い。

噂によると、West Oakland で店なんか始めるぐらいなら、家でじっとしていたほうがマシらしい。
それは・・・・・・襲撃されるから。

最近はそうでもないみたいだけど、怖そうなエリアであることには変わりない。
駅から球場までの道は、こんな風にフェンスに囲まれている。
なぜか?という話を以前していたら、地元民いわく
"ナイトゲームなんかでは襲われるから"
が冗談にならないぐらい治安が良すぎたみたい。最近はやっとアメリカの標準レベルに近づきつつあるとのこと。

こっちは、SF 市内にある球場とちがって、駐車場も広いので、試合が始まるのをバーベキューしながら待つ家族もチラホラ。

肉食って、ビール飲んで、野球みたら野球少年じゃなくても楽しい週末。
ここは、Athletics と
Raiders の共用球場になっているので
球場も3階立ての超巨大。
アメフトに比べて、野球は使うスペースも小さいので最上階は使わずにこんな感じ。

本日の席は、当日取ったにもかかわらず前から15列目の、審判の声まで聞こえてくる席。
この席が30ドルぐらいなので、ビールとフライドチキンをいれても50ドル以内。

もう、日本では生きていけないかも。

Tuesday, April 24, 2007

Travel Channel

っていう、名の通り色々な旅行ばかりやっているチャンネルがある。
食べ物中心だったり、まじめな内容だったり。

たまたま見ていたら、Anthony Bourdain という料理家?かなのオッサンがアメリカ人の視点で旅行している番組で大阪をやっていた。大阪じゃないけど、有馬温泉でこんな写真撮ったり。
梅田のゲーセンでゲームしたり、阪神戦を見に行ったりと結構楽しそうな番組。

阪神 vs 巨人戦 はアメリカで言ったら ヤンキース vs レッドソックスだ!なんていう"確かに"と思うような説明をちゃんとつけて、野球場でビールとタコ焼きを食っていたりする。

大阪でちゃんと楽しんでいる感じの番組だなと見ていたら、話題は漫才に。
大阪が発祥のエンターテイメントと説明している。
坂田利夫、大木こだま・ひびき なんかの映像も出てきて、"おおーちゃんとした漫才紹介している"と思うのもつかの間、最後に出てきたのは宮迫がパンツ1枚で走り回っている映像。

これをアメリカ人が見て、友達に伝えるときには、日本のコメディアンは、チョンマゲ+パンイチで走り回っているという話になっているはず。間違いない。
チョンマゲなんてしていないのに・・・・・・

Monday, April 23, 2007

フレームを作る

日曜の朝8時から、車のチューニング番組を2時間もやっている。
土曜の朝9時からもやっている。

そんな朝から、オッサンは車のフレームを作っていた。
たいそうな設備はほとんど使わず、基本は水平器と高速カッター。材料はサイズの違う角材とガセット用の鉄板のみ。

最後にレーザー計測器を使ってはいたけど、あくまで確認用で、それを元に修正なんていうのはしない。
このオッサン、純正フレームで改造していくときでも、フレームに入らないものがあると、フレーム側をバンバンカットして逃げを作って再溶接。

他のオッサンでも、シェビーのトラックを触る時に、お気に入りの車高のまま入れたいタイヤを入れようとすると、ベット(荷台)に当たって入らないもんだからベットにタイヤの逃げを空けてしまっていた。
もうトラックの形をしてるだけで、荷物は積めない。
そのおっさんたちが使っているエンジンも、こんな感じで80%~100%ぐらい社外パーツ。
削りだしのヘッドに、鋳鉄ブロック。

60年代の形をしたエンジンで600馬力とか言っている。

この、フレームを作ってしまうおっさんは、見た目はノーマルがお気に入りらしく、マフラーもサイレンサーから後ろの見える部分をわざわざ取り付けていた。

実際に排気しているのは運転席の下の見えない部分で、触媒とかサイレンサーなんていうオシャレなものはなく、パワーが出るからと理由で、やっぱり直管。

そういや、バークレーの古本屋にいったら、サービスマニュアルや、バルタイとかのチューニングマニュアル(どっちも60,70年代当時モノ)なんかも置いてあった。

日本のマニアに見せたらウン万ぐらいで買ってくれそうなやつが、$2ぐらい。
どれが価値があるのかイマイチ分からなかったので購入はしていないけど。

Saturday, April 21, 2007

738

今回はナイトゲームへ
オールスターなどの特別な試合以外は当日でもチケットが取れることがおおく、この日も仕事が終わってからチケットをとってスタジアムへ。この日は、去年のワールドチャンピオンカージナルスとのゲームだったのでちょっと寒かったけど行くことに。
春のナイトゲームは結構冷える。
なので、この日はいつものビールを飲まずに、スコッチに変更。
球場の中にPubがあるから大体の見たいものは買うことが出来る。
この日は、ボンズが738号のホームランを打って、ゲーム自体も飽きることのないイイ試合だったので寒い中だったけど楽しめるものだった。
AT&T Park のセンターとライトの間ぐらいには、ボンズが今何本打っていて、他の記録保持者が何本かというボードがある。
ボンズの場所は、打ったらすぐに更新され、この日もすぐに738に。

あと17本で記録到達だけど、記録達成の瞬間を見て見たいものだ。

来週は、イチローがオークランド戦なので天気が良かったらコレもいってこよう。

Wednesday, April 18, 2007

カリフォルニアの

青い空のもとには、世界一オープンカーが似合うと思う。
国産の Corvette や Camaro に限らず日本製のロードスターなんかが日本よりも売れてしまう場所だからね。

NISSAN の 日本で言うところの 180SX。こっちでは 2400cc を積んでいて 240SX なんかもオープンカーが走っている。オープンはハッチバック使えないので、シルビアのケツ。

日本でもシルビアが限定であったけど、あれはアメリカのラボで基本設計をやり直しているはずで、屋根とると驚くほど強度が下がるため、フレーム側に補強を入れて、ノーマルよりも200キロ増しぐらいになっている。
それぐらいアメリカ人は筋金入りのオープンカービルダー&マニア。
これは、街でたまたま見かけた C3 のコルベットで、形からすると初期の69年ぐらいのヤツ。
この後期型が Stingray で日本でも結構見かけるタイプ。
スーパーチャージャの自己主張がすばらしく、当然後付。
コレぐらい飛び出ていると助手席がわの前は間違いなく見えないから、なんか轢きそうになったら、持ち前のパワーでヒトオモイいに逝ってしまうんだろうか?

日本でもコルベットとかなら、コレぐらいスーチャが出ていても形としては車検を通ってしまうから、日本の制度も結構いい加減。排ガスとかは別だけどね。

この車は、シュゴーと吸気音させながら去っていった。

良く行く飲み屋の Corvette 乗りにこの写真を見せると、このオッサンを知っていると言っていた。

この型は、元はオプションの LS5 7400CC が載っているんだけど、レースベースの LT1 5700cc に載せ変えて、ボアアップ+スーチャで、7400cc の 800馬力ぐらいと言っていた・・・・・・やっぱり7400ccかよ。

トルクがありすぎて、ドライブシャフトがネジ切れるという曲芸を見せてくれるときもあるみたい。

アメリカ人は、オイルショック前の車がとても好きなように見える。
確かにガソリンなんか気にしなーいといったノリで、厚い目の鉄板で、プラパーツをあまり使わないこの時代の車は、僕もバイクの色もそうだけど、物欲が刺激されるところ。

この時代ぐらいのアメ車が不思議なのは、カワサキと一緒でノーマルは耕運機なみの振動+たまに1,2発死んでいても分からないという純正オプションが付いているのに、チューニングしていくとアメ車(カワサキ)とは思えないエンジンが出来上がる。あの手袋みたいなアメリカ人の手で。

こんな車が日本でもホシィってひとは連絡ください。日本一のアメ車チューニング屋紹介します。

これは車とは関係なく、イタリア人街の外れで見かけた変な店。
ハングリークラブっていっても、食い物屋ではなく、まあエロイひとの行くところ。
昼間でもたまにオッサンが吸い込まれていく。

何がハングリーなんだろうか?
その後ろには、ひっそりとホテルがある。
こういうホテルは万国共通で、オーラが違う。まあ、そういうエリアなんですよちょっとだけ。

この青い空の元だと、ちょっとだけサワヤカに見えない?

Tuesday, April 17, 2007

キャニ

ものすごく天気のイイ日曜日、友達より電話が・・・・・・

"ひま?キャニ食べに行こうよ、キャニ"
"キャニってなに?食べたことないよ。まあいいけど"
"キャニ食べたこと無いの?日本人なのに?キャニだよキャニ"
"電話だとわからんから、とりあえず迎えに来い!"

食べ物の名前なんかは分からないものも結構ある。特に食材に関しては日本でもあまりしらんし。

車に揺られること20分ぐらい。"キャニ" を食べに到着したのは Fisherman's Wharf
Fisherman's Wharf って名前は他でも聞くけど、元祖はココじゃないかな。
中はレストランが半分、半分が市場ぽくなっていて、釧路の和商市場、函館の朝市みたいな感じ。
コレが"キャニ"の正体。
"キャニ"って日本語は、中華系のヤツがやっている日本食風のレストランで覚えたそう。
日本語で話されても"キャニ"は理解できないけど、日本語をしゃべれないヤツが話しているから、日本語だとは夢にも思わなかった。
から付きのままでも買えるけど、剥くのが面倒なので、すでに剥いてあるヤツを購入。
カニとエビが入っていて、小さく見えるけど食べ応えあり。
通風まっしぐらといった感じの満足感。
横にあるのはチリソースとレモン。お好みに合わせて。
こっちもココで有名なクラムチャウダー。"キャニ"とクラムチャウダーで$12ぐらい。
プラスビールが$2.5。$15の幸福。

Saturday, April 14, 2007

Happy Friday

今日は金曜日なのでみんなやる気なし。
朝からおはようの代わりに "Happy Friday" って言っているぐらいだから。
コレって西海岸だけ?東海岸は良く知らないので。

ココ西海岸は東海岸より3時間遅いので、東海岸が5時のときこっちは2時。
東海岸の連中は良く働くという噂で、Happy Friday でも6時まで働いちゃうらしい。yuppie が多いからな。

まあ、向うが6時だったとしてもこっちはまだ3時。
東海岸とは関係ない仕事をしているヒトでも、「東海岸がおわっちゃったから今週はもう仕事が進まないや」なんていいながら、すでにやる気なし。

なので、西海岸の金曜は3時定時ってこと。
最初から来ないヒトもたくさんいるので、金曜日みんなが会社に来るように、朝ごはんがおいてあるぐらいだから。サンドイッチとかサラダとかフルーツとかが大量に。

僕も例に漏れずやる気なし。日本はとっくに土曜日だし、「あぁ、日本が終わっちゃったからもう進まないや」とか言いながら。

金曜日はバーへGo!ってことで、明るいうちから行くのがお決まりで、今日は僕が一番気に入っている店へ。

店の名前はいつも忘れてしまい、場所が分かっているからイイヤってことで覚える気もなし。
Happy Friday だから。
まずコイツがお出迎えしてくれる。
またこの国の例に漏れずデカイ。元もデカイんだろうけど、フレンチフライとかフライドチキンとかコッテリ系が好きらしく、そういうものを食べている客におねだりして食いまくっているのでとにかくデカイ。

野菜には見向きもしない。


日本で言ったら、柴犬ぐらいはあると思う。しかも太い。
柴犬といえば、こっちでは柴犬が流行中。シアトルのイチローも飼っているらしい。
話を元に戻すと、この店の何がイイって、バイク好き(好きというよりクレイジーに近い)のオッサンがオーナーで、そういう客も結構来ているのが面白い。

こっちのおっさんたちは、ガブガブっと生大ぐらいのを5杯ぐらい飲んで"ダダダダダッ"とバイクで帰っていく。

一度 "飲酒運転ってどうもないの?" って話をしたら "バイクは関係ない" と、ホントに関係ないみたいな自信満々の口調で言っていた。"そんなわけないやろ?" と他のオッサンに言ったら、 "金払えばおわりだからいいの。つかまらないし。" こっちも自信満々。

上の青いバイクは、店に飾ってある1台で、henderson っていう1911~31年ぐらいまであったバイク会社の1921年製。エンジンは直列4気筒で、OHV の L 型。

100年近く前からこんなの作っていた国に、戦争で勝てるわけが無いとつくづく思う。
最近の比べても良く出来ている。フルレストアに驚くほど金も時間もかかっていてショーコンディション。


このレベルだと$100,000ぐらいするらしい。
こっちは Reading Standard。
これは1913年製で、もうすぐ製造100年だとうれしそうに言っていた。
コイツも青いのに負けないぐらい高いみたい。


このほかにも常時10台ぐらいが展示してあって、たまに入れ替わる。

ここのバイクはすべて実働で、オーナーが気分良くなるとブンブーンってその辺走り回ってしまう。たまにしかやらないけど。
この店でのお気に入りは、このビール。
Burlington という名前で、たぶん Samuel Adams と別のエール系ビールが混ざっていて、混ぜずに飲めって突き出される。Superオイシイ。
今は夏時間なので、8時ぐらいまで明るい。
ちょっと暗くなってきたころに退散すると8時半ぐらい。
この店では、5時ぐらいから飲んでいたから3時間半ぐらいいたはずだけど、3時間半飲んで8時半っていうのがとてもイイ。

日本で3時間半飲んでいたら11時ぐらいになってしまうしね。


帰り道、久々におもろいものを発見。
1台の車が2台のパトカーに追いかけられて、止められて、"Hold on" と怒鳴られて、拳銃突きつけられていたのが僕の目の前。

おお~っていいながらとりあえず1枚。ストロボは使わなかったけどね。

Tuesday, April 10, 2007

AKIKO'S BAR

アメリカで見る日本系のものは怪しい。
まず、カタコトの日本語がしゃべれるヤツは怪しい。
ペラペラなヤツはますます怪しい。

だって、日本で英語が話せるヤツが、困っている風にも見えない外人にいきなり話しかけたりはしないでしょ?それと一緒でかなり怪しい。
これは怪しいとは関係なく、マイミクの HOUSTON 様がひそかに経営していると思われるステーキハウス。その名も HOUSTON'S。
もう、隠しようがないやろ?こんだけ堂々と看板上げていたら。

西海岸良いなーという話は聞いていたけど、ひそかに SF に進出しているやん。
ここからが本題。最近気になっている怪しいバー。その名もAKIKO'S。
右上に看板のある、IRISH BANK という IRISH PUB によく行っていて、その行きや帰りにすごく気になっているけど、まだ行く勇気が無い。

まず、看板からして怪しい。"AKIKO'S" って書いてあるのに漢字は "聖恵"。
日本人が読んだら、キヨエが普通かなぁ。いくら当て字だったとしてもアキコとは読まん。

中国語読みかな?ともギネス飲んで酔っ払った頭で考えたけど、アキコ自体音読みで、中国語は音読みほとんどしないはず・・・・・・

一度行ってみたいけど、客が少なすぎで扉を開ける勇気なし。

手ごろな価格の日本食っていうのもうそ臭い。
お決まりは寿司。こっち風にはスシー! 語尾をのばさんでよろしい。

まず外国人がやっているところは、オニギリでもこんなに握らんでってぐらい握っているのがたまにある。
あとは、ダシの入っていない赤出汁なんていうのも結構フツー。

日本人以外の人がやっているのは、1万歩ぐらい譲って許すとしても(許さないけど)、日本人がやっている店でも激しくボッタ系があるのはいがめない。

某店では、激しくマズいので、その店の日本人スタッフたちに、一緒に行ったアメリカ人に色々質問させると、ココの店長(オーナー?)は、日本で調理の経験なんか無いようで、味から予想するには家でもそんなに作ったこと無いと思う。

これを日本食だと思ってしまうアメリカ人が可哀想で、カワイソウデ。

そりゃ、日本人の客いないハズダ。一緒に言ったツレによると、店員は僕のことをこっちによくいる台湾人か何かと思っていたらしく、帰り際に「ウマクて参った」とぼそっと言ったら、ニガーイ笑い(0円)で微笑み返してくれた。

誰がチップ払うか!ってことで、アメリカ人のツレが払おうとしたチップも僕が回収。
楽しい思い出をありがとう。

日本風といえば、"Kanji Stickers" が結構ハヤリ。
ココのサイトで売っているのは、こっちのレベル的には標準で、"Oh! Cool"

こんな汚い字誰が書いたんだ?コレでも売れるなら日本語フォントを搭載したこのパソコンでガンガン作れば、eBay あたりでガンガン売れるかも。


先日、街で見かけた V-TEC じゃないボロボロの CIVIC には、"高速" と誇らしげに貼ってあった。
個人的には、分解という二文字も加えてほしいところ。高速分解なんて四字熟語みたいだし。

津波っていうのも、サーファーたちは、"Cool" と言っているそうで、このメーカーが出しているボードには
"津波"ってヘッタクソな字で入っているヤツもあった。持ち主が貼ったかもしれないけど。
そんな傷ついたココロはデカさで癒すということで、ハーゲンダッツとクリスタルガイザーを帰りに購入。

ハーゲンダッツはこのサイズが最小。日本のヤツの5倍は入っているな。$4 なので値段は2倍しないぐらい。


クリスタルガイザーは、500ml が $0.99 で、1L が $1.45 写真のガロン(4L弱)が $1.19 というおかしな値段設定。

CA はしらないけど、ハワイでは確か 1L 以下ぐらいのボトルにはゴミが増えるという理由で税金みたいなのがかかっていたから、そういうのが関係あるかもね。

日本も最近 500ml ペットボトルが結構問題になっているらしいので、同じようなことしてみるといいかも。

Monday, April 09, 2007

ボールパークへ行こう

昨日の天気予報では、今日は曇り時々雨かもってことだったので、特に出かけるつもりもなく、普通に9時ぐらいに起きると快晴。

こっちは天気予報も結構当たらない。というかやる気あんのか?
そんなに明日のことを頑張って考えても、明日にならなきゃ誰もわからんって!って予報するヒトも思っているやろし、聞く側もそれに慣れるとそれでよくなる。だって明日のことなんか明日考えたらいいよ。ラテンのノリで。

ここ San Francisco に限らず、アメリカ人はスポーツがとにかく好き。
自分でやるのも好きなんだろうけど、見るのもかなり好き。

アパートの前の通りを、街とは反対側へ15分ぐらい歩くと、AT&T PARK という San Francisco Giants のホームになっている球場があり、ここで試合がある日はたくさんの人がアパートの前を通っていく。

つい昨日も人が結構通っていたので、今週末はホーム試合のはずとインターネットで試合と空き席を確認して、そのまま予約。

ということで、今日は AT&T PARK へ GO!

家から徒歩15分で球場があると、空き席と行く気さえあればいつでもいけるという感じで、来週もまた行ってしまいそうな予感。
まずは家の前の通りを、PARK 側へ。
チケットは入り口のチケット窓口で予約番号を告げれば受け取れるので現地調達。

途中、こっちにもダフ屋や、ユニフォームのレプリカなんかを売っている連中がいて、この辺は日本と同じだなぁと。

この球場に来るのは初めてなので、どんな球場なのかも気になるところ。テレビでは見たことあるけど。
球場前に到着。日曜の昼間のゲームなので、小さな子供の姿もあり、人があふれている。
ココが入り口。最近日本でも、球場の命名権を企業に売ったりしているけど、元祖のこっちでもスポンサーが付いている。何年か前までは違う名前だったはずだけど、今は、AT&T PARK。
こんな通路でも結構雰囲気があって、
裏の売店側は、開始30分前なのに結構なヒト。
かなりスロープを登ってスタンドに到着。
今回の席は、スタンドと下の席との間にあるボックス席で眺めもイイ。
この球場は、こっちに多い天然芝の球場で、コレだけ見ても日本の野球ってイマイチだなぁ。

変な鼓笛隊みたいな応援団もいなく、みんなキチンとプロ野球を見に来ているヒトばかり。
松坂や井川、イチロー・・・・・・って結構な選手がこっちに来たがるけど、この雰囲気のなかでできるならこっちに来たいという気持ちも分かる。
これはレフト側のスタンド。でっかいグローブにホームラン打ち込むとたぶんコーラ1年分とかもらえるはず。
こっちがライト側。
ちょっとでかいホームランなら海に飛び込んでしまう。
海に飛び込むホームランが、スプラッシュヒットといって有名で、この向こう側にカヌーやヨットが何艇かいて、スプラッシュヒット待ちをしている。

今日は、Los Angeles Dodgers との試合で、サミーこと斎藤投手を見れるかと思ったけど、ドジャースの圧勝で出番なし。

来週は、ワールドチャンピオンの Cardinals がくるので行きたいなぁ。

Friday, April 06, 2007

Orange County Choppers

Orange County Choppers っていうオッサンと、その息子がやっているカスタムビルダーがいてこっちでは結構有名。
こんなバイクとか
こんなバイクとかを作っているカスタムビルダーで本人たちは、こんな感じで一見ワルイヒト。
このおっさんたちの何がすごいって、日本で言う夜のゴールデンタイムに4時間ぶち抜きで番組やってしまうぐらい人気がある。

トイザラスには

このオッサンたちのおもちゃまで売っている。


もちろんコレだけ有名になるだけあって、溶接なんかもものすごく上手く、このオッサンたちの作るバイクのほとんどは、フレームからエンジンまで120%社外パーツ、もしくは手製で作ったバイクで、ハーレーっぽいエンジンだけど、純正部品はネジひとつも無いみたいだからハーレーじゃないんだろうな。

自分たちで作っていないのは、エンジン周りのパーツと、ブレーキ、ホイール、タイヤ、チェーンぐらいので、後は自社製。

エンジンも、こっちはビレットのクランクケースやら、シリンダー、クランク、etc....とすべての部品が何十種類もあるので、自分たちで組んでいた 1600cc

このオッサンたちに限らず、最近でこっちのハヤリは幅300のメッツラー。
これをリジットフレームにビレットホイールで組んで、リヤフェンダーとの隙間はダンボール1枚分あるかないかという見た目120%のバイク。

それでも500マイルのツーリングなんかもしていたな。オシリが痛くなりそうだ。

Wednesday, April 04, 2007

Berkeley

今日は用事があって Berkeley へ
San Francisco からだと、bart という電車でオークランド側へ30分ぐらい。
まずは、電車に乗る前に Taco Del Mar で朝飯。
最近タコスにハマっていて、Taco Del Mar と、Tacobell がお気に入り。
ちょっとスターバックスにも負けないような店構えのタコス屋もあるけど、チープな感じもメキシカンの良いところなのにハイソにしてどうするよ?ってことで、僕は普通にチェーン店派。

それにしても、朝のセットにはSサイズのドリンクがセットなんだけど、コレでSって?
間違いなく、日本のマクドのLや、スタバのグランデをしのぐサイズ。
こっちのセブンイレブンはさらに上を行っていて、ハーフガロンがあったはず。役1.8リットル

中身はお約束でペプシ。こっちではペプシの方が多い気がする。

オレンジジュースなんかも選べるけど、農薬たっぷりの丸絞りだったらペプシとでもいい勝負かなと思ってさぁ。
爆酔していたら見事に乗り過ごし、Berkeley に到着。駅前はこんな感じで、San Francisco から Oakland 側へ橋を渡ると、治安がすばらしい地域が登場して、夜どころか昼間でも徒歩は怖い。
ヘイメーンみたいな人が結構いる。場所にもよるんだろうけど。


もう一足伸ばすと、Berkeley はかなり治安がよさそうで快適そうなエリア。
個人的には、本屋が面白く、4枚セットの AMA SupreBike $80 の DVD が $8 ドルだったりして少し買い物。
Berkeley といえば、University of California, Berkeley が有名で、どうせだったらとブラブラ散歩&学校の中で昼飯。

ココも街中と変わらないぐらい快適そうで、こんな青い空の下、こんな大学にいたら間違いなく勉強しないだろうな。近くに箱根みたいな道もあったし。
手前の白い建物のあたりから向こうに見える丘の上までたぶん大学。
これはおまけで、街中で見かけた Honda Ridgeline っていうこっちでしか売っていないホンダのピックアップ。

ホンダのトラックなんていったら、日本では
軽トラアクティしか売っていないけど、ホンダまでピックアップ出すほど、こっちではピックアップが売れていて、日本でも売ってくださいホンダさん。

帰り道 Oakland に寄ったら Hells Angels に遭遇。
Oakland にクラブハウスがあるみたいで、怖そうなオッサンだったけど、実はかなりイイヒト。


その前の週末にものすごい台数の Hells Angels を見たことを話していると、クラブ設立50周年 だったらしい。ニュースにもなっていた。

Monday, April 02, 2007

Haight Ashbury

ってところに行ってきました。
この近くに友達住んでいるので、一緒にお昼ご飯を食べに。
その昔はヒッピーの聖地とか言われていて、Janis Joplin も住んでいたらしい。
Janis の名前は知らなくても SummerTime なんかは聞いたことあると思う。
その友達に、Janis は結構好きだよという話をしていたら、ここら辺にすんでいたらしいと連れて行ってくれた住宅街。今はヒッピーというよりも治安のよさそうなちょっと高そうな住宅街。
Haight Ashbury と地名になってるけど、ようは Haight St と Ashbury St の交わるあたりが中心になっているという場所。

Haight St 沿いはカフェとかショップが並んでいて、昼飯もココで。安くて美味しいメキシカン。

日本にいるときはそう思わなかったけど、アメリカみたいに肉・肉・肉って感じだと、メキシカンフードがとてもヘルシーな食事に見える。
ここは、パッと見どころか、ちゃんとみても何を売っている店か分からない CD ショップ。
この辺にはこういう系の店が何件かあって、結構なビンテージも掘り出し物もあるようで、結構にぎわっている。

こんなに派手な看板の店があっても、この商店街で一番目立っていたのは、カフェでも、CD屋でもなくこんな店

ココも
ココも
ココも。全部パイプ専門店。
パイプ専門店っていっても、桜の木から作ったヤツとか、刻みタバコを入れて紳士が使うイメージのパイプじゃないです。水入れて、ブクブクさせながら使っちゃうパイプ。

中身は違法だけど、道具は別に違法じゃないので堂々とうってもいいらしい。

パイプだけでは当然商売になんかならないと思うし、まあ中身を売っている店もあるんだろうな。
そこから見えるところ、Haight St の突き当りが、ゴールデンゲートパークというとてつもなくでかい公園になっている。この中にも、カフェやら、レストランやらがある長さ5キロぐらいの公園。
芝生でランチを楽しんでいたり、スケボーやら散歩を楽しんでいる人たちがメインだけど他のものを楽しんでいる人が多数・・・・・・

自分で巻いちゃっているタバコみたいなヤツ。
それも、一人・二人ではなく結構大勢。2・3人のグループがたくさんいる。
このオッサンは、公園の入り口付近で、ウチらが公園に入っていったときに一生懸命タバコみたいなのを作っていた人。

コーヒー飲んで、30分後に通ってみると、見事に旅立っていました。
この写真は旅立っているところで、"何してんの?"って聞いたら、"今から飛ぶところ"って言っていたのでそれ以上は聞きませんでした。

違う意味で飛んでいるんだと思うけど。ハハハハハ
日曜の昼間から、なかなか面白いものが見える場所。